こんにちは。
ウズベキスタンを旅行するなら、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァの3都市を巡りたいという人も多いのではないでしょうか。私も今回の旅で、この3都市を順番に観光しました。
ウズベキスタンの都市間移動は鉄道が便利です。なかでも高速列車の「アフラシアブ号(アフラシャブ号/Afrosiyob)」は、旅行者にも人気があり、私も実際に出発1週間前に予約を試みました。
ところが、いざ予約しようとしたら、カード決済できない。
いや、正確には、私の場合は購入できませんでした。
今回は、その予約で起きたトラブルと代替策、さらに実際に乗った列車についてまとめます。
アフラシアブ号が買えない?!
ウズベキスタンの高速列車、アフラシアブ(Afrosiyob)号。
せっかくウズベキスタンを旅行するなら、できればこの高速列車に乗りたい。そう思って、出発の1週間ほど前、公式アプリ(Webサイトも同様)から予約を試みました。
ところが、決済がうまくいきません。タイ発行のクレジット・デビッドカード、日本発行のクレジットカードと、合計5〜6回試しましたが、結果は全滅。気づけば、数時間が溶けていました・・・。
アフラシアブ号は海外発行のカードでは買えないという情報もあり、試しに別の列車を選択したところ、特に問題なくアプリから購入できました。
原因はおそらく、海外発行カードへの対応の問題か、システム側の一時的な不具合だったのだと思います。実際、この記事を書いている2026年10月、改めて公式アプリで試したところ、アフラシアブの決済画面でもStripe(海外カードでの決済時に利用)の入力フォームが表示されるようになっていました。もしかしたら、今はもう問題なく購入できるのかもしれません。
実際に乗車した列車
今回移動したのは、以下の3区間で、それぞれ別のクラスに乗車しました。
| 区間 | 利用列車 | クラス | 料金 | 所要時間 |
|---|---|---|---|---|
| タシケント → サマルカンド | シャルク号712Ф | 2B(2等) | 200,060ソム (12.43£/約2,700円) | 約3時間20分 |
| サマルカンド → ブハラ | シャルク号710Ф | 1C(1等) | 251,240ソム (15.55£/約3,400円) | 約2時間35分 |
| ブハラ → ヒヴァ | 寝台列車126Ф | Coupe | 210,660ソム (13.11£/約2,850円) | 約6時間20分 |
シャルク号は、2B(2等)エアコンなし、1C(1等)エアコンありでした。
タシケントからサマルカンド
この区間で利用したのは、20:32発のシャルク(Sharq)号(712Ф)。
この日は、タシケント空港に16時過ぎに到着し、17時過ぎにタクシー(配車アプリYandex Goを使用)で鉄道駅まで移動。空港から鉄道駅まで10分ほどと近く、料金は22,500ソムでした(アプリでカード決済可)。
タシケント駅
列車の乗車時間まで3時間ほどありましたが、スーツケースもあり、移動疲れもあったため、タシケント観光はせず、駅で時間を潰しました。

首都の駅にしてはこじんまりとしていて、小さなカフェやショップがいくつかあるくらい。

エスカレーターで下に降りると、荷物を預けられるストレージルームがありました。料金は確認していませんが、タシケントで荷物を預けたい場合は候補になりそうです。

駅のカフェスタンドでカフェラテとクロワッサン、水を購入したら、85,000ソム(約1,100円)と意外と高くてびっくり。金額表示がない場合は、先に確認した方がよさそうです。
列車への乗車は、プラットフォームに出る改札のようなところで、アプリ内に保存される電子チケット(もしくはメールで送られてくるPDF)を係の人に見せるだけで乗車できました。
シャルク号712Ф(2B)の車内の様子

私が乗車した2B(2等席)は、年季の入った車両で、結構混みあっていました。体感的にはローカルの人が多そうな印象。
3列(1列・2列)配置。スーツケースは荷物置き場(端の方にある空きスペース)に無造作に置く感じでしたが、特に問題はありませんでした。
冷房はなく、窓の上側だけが開くタイプで、乗車時は蒸し暑かったのですが、走り出すと涼しくなり、夜が更けるにつれてだんだん肌寒くなるほどに。

列車は20:32に定刻通り出発し、到着は定刻より10分ほど遅れの23:50頃にサマルカンド駅に到着。
サマルカンドからブハラ
サマルカンド・ブハラ間の移動時間は2時間35分ほど。12:00発のシャルク号(710Ф)に乗車しました。

タシケント-サマルカンド間と同じシャルクですが、この区間は1Cというクラスを予約していました。
サマルカンド中心部から鉄道駅は、6〜7km離れています。私は往復ともにYandex Goで移動。車で20分ほどで、料金は20,000〜24,000ソム程度。
サマルカンド駅
サマルカンド駅は大きめ。構内には、ショップも数軒見られました。

シャルク号710Ф(1C)の車内の様子
1Cの車両はエアコンがしっかり効いた、ふかふかのシートで快適でした。

1列席を予約したつもりが、実際は2列席の通路側でした。隣にはウズベク人おじさんがいて、ウズベク語でなにやら話しかけてくる。
こちらが理解しようがしまいがお構いなしで、最終的には日本語の一人称・二人称がカオスすぎるというのをウズベク語?で説明してるショート動画を見つけた模様で、私にも見せてきた笑。
たまたま日本関連の動画が出てきたのか、あえて日本に関する動画を検索して見てたのかは不明ですが、隣に居合わせた日本人(私)をきっかけに、日本に関心を持ってもらえたのなら素直に嬉しい。
ブハラからヒヴァへの移動
ブハラからヒヴァは、約440kmの距離があり、列車で約6時間20分と、これまでの倍近い時間がかかります。
ブハラ-ヒヴァ間は、早朝の2便しかなく、遅い方の6:48発を予約しました。そして、ブハラ駅は観光の中心となる旧市街エリアから15km程度あります。早朝タクシーがつかまるか若干の不安はありましたが、Yandex Go(料金:26,000ソム)で問題なく移動できました。

この区間は寝台列車のコンパートメント(Coupe)を利用しました。同じ車両は、ほぼ外国人旅行者でした。
ちなみにウズベキスタンの列車は、プラットフォームとの段差がかなりあり、スーツケースなど重い荷物は持ち込むの大変そうに思われますが、基本的には車掌さんが手伝ってくれるので、問題なかったです。
ブハラ駅

ブハラ駅も駅舎は立派です。この日の列車は約1時間ほど遅延。せっかく早起きしてきたのに、駅で時間を潰すはめに。ただ、待合室の椅子はかなりたくさんあり、売店もあるので、時間は潰せます。朝食もまだだったので、駅のカフェスタンドでラテとサモサ2つ、バクラヴァを購入(45,000)。
寝台列車(126Ф)の様子
車内の写真を撮り忘れてしまいましたが、ベッドが上下に2台ずつのコンパートメント。

車掌さんがシーツを配ってくれ、自分でひいて寝ることができます。
下のベッドを予約していましたが、同室のイギリス人(推定)老夫婦が、「下の窓際テーブル側に座りたい、日中移動だから寝ないわ!景色を見たいの!」と上のベッドに移動してくれず、まあいいかと譲ったら、乗車中ずっと居座り続けるではないですか。
結局シーツをひいて眠ることができず・・・。コンパートメントに限らずですが、長時間の乗り物は隣に座る人で移動時間が苦痛になることもあります。今回は、乗客ガチャでハズレを引いてしまいました。
寝台列車自体は、特に可もなく不可もなく。乗車時間が長いので、確実に寝るなら上の席の方が良かったかもしれません。


ヒヴァに近づくにつれ、このような砂漠の景色に。
ウズベキスタン鉄道の予約について
ウズベキスタン鉄道のチケットは、公式サイト・アプリから検索・予約できます。ウズベキスタンを周遊する場合は、アプリを入れておくとチケットの一括管理ができ、利用者情報を入力する手間も省けて便利です。
ウズベキスタン鉄道の公式予約サイト:https://eticket.railway.uz
ウズベキスタン鉄道アプリ:Google Play / App Store
アプリの予約手順

①アプリを開き、出発駅と到着駅、乗車日を指定すると、利用できる列車や座席などを確認できます(webサイトも基本的に同じ流れ)。


②希望する列車・座席を選び、乗客情報を入力して支払いへ進む流れで、一般的な予約システムとさほどかわらず視覚的に進められます。
※乗客情報は保存できる(複数人登録可)ので、一度入力して保存しておけば次回から入力の手間を省けて便利です


③Physical cardを選択すると、ウズベキスタンの決済システムとstripeが出てくるので、[stripe]を選択します。
※デフォルトは、ウズベキスタンの決済システムになっており、ここでカード情報を入れるとエラーで購入できません。
私がアフラシアブを購入しようとした時は、ここにstripeのボタンが出なくて、ひたすらカード情報を入力して弾かれるというものでした(サイト側で一時的に海外カードでのアフラシアブを受け付けてなかったのか、ただのバグだったのかは不明)。

④カード情報を入力し、決済が完了すると、メールでPDFのチケットが送られてきます。
※stripe(イギリスの決済システム)を通すためか、オンライン購入はイギリスポンドでの決済となります。
アプリ内に保存されるチケット(もしくはメールで送られてくるPDF)をプラットフォームに出る時に係の人に見せるだけで乗車できました。
ウズベキスタンの鉄道チケットが買えないときは?
公式サイトでチケットを購入できない場合は、いくつかの方法を検討できます。
1. 公式サイトで時間を置いて再度試す
まずは入力内容や利用カードを確認して、時間を置いて再度試してみる方法です。
ただし、決済が通らない理由が必ずしもカード側にあるとは限りません。何度試しても購入できない場合は、ほかの方法も検討したいところです。
2. 別の列車を探す
今回の私のように、希望していた高速列車(アフラシアブ号)に乗れなくても、時間は多少かかりますが別の列車も検討してみましょう。アフラシアブはそもそも売り切れて乗れないことも。
旅行日程に余裕があるなら、列車の選択肢を広げてみると案外すんなり購入できます。
3. 他の予約サービスで取り扱いを確認する
公式サイトでの予約が難しい場合は、他の旅行予約サービスで取り扱いがあるか確認する方法もあります。
この後訪れたカザフスタンで出会った台湾出身の旅行者から、「公式サイトではクレジットカードエラーで、買えなかったので12Goを使った」と聞きました。
実際に12Goのサイトを確認したところ、アフラシアブを含め、ウズベキスタン国内の鉄道チケットのほか、バスチケットも見つかりました。
公式サイトで購入できなかった場合や、ほかの交通手段も含めて探したい場合は、一度検索してみてもよいかもしれません。
12Goは2〜3%程度の手数料がかかりますが、ウズベキスタンの公式サイトのクセのある操作性と格闘するより、サクッと購入できるのは大きなメリットです。万が一、公式サイトでエラーが出た場合は、無理に粘らず12Goに切り替えるのも、ストレスを減らす一つの手段だと思います。
まとめ
今回は、アフラシアブ号は予約できませんでしたが、それ以外は特に問題なく予約できました。
アフラシアブ号については、海外カードでエラーが出る可能性があることを念頭に置きつつ、まずは公式アプリで試してみて、うまくいかなければ12Goなど他サイトを代替手段として検討するのがよさそうです。
最初こそ苦戦しましたが、アプリに慣れるとチケットを一括管理できて、プラットフォームに出る際にオンラインチケットを見せるだけなので便利でした。
ちなみに駅にはチケット売り場(メインの建物とは別の建物の場合がほとんど)ので、そこで購入することもできます。
サマルカンド、ブハラ、ヒヴァそれぞれの観光情報は、各都市の記事でまとめています。
★サマルカンドの観光モデルコース

★ブハラ旧市街の見どころ

★ヒヴァ|イチャン・カラの見どころ

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