こんにちは。
ブハラ旧市街のハイライトの一つが、ポイ・カラン複合体です。「ポイ・カラン」は「偉大なるものの足元」という意味で、その名の通り、巨大なミナレットを中心にした一角です。
今回内部には入っていませんが、外から眺めるだけで十分すぎるほど見応えがありました。
カラーン・ミナレット|チンギス・ハンも頭を下げた塔

ポイ・カラン複合体の中心にそびえるのが、カラーン・ミナレットです。1127年、カラハン朝のアルスラン・ハーンによって建てられ、高さは約45.6メートル。焼きレンガを積み上げた塔で、基部の直径9メートルから、頂上では6メートルまで徐々に細くなっています。
10メートルの深さまで掘られた基礎に葦を敷き込むという、当時としては画期的な耐震構造が施されていて、これまで中央アジアを襲った数々の地震を生き延びてきました。

一番有名な逸話は、1220年にブハラを侵攻したチンギス・ハンにまつわるもの。街の大半を破壊したチンギス・ハンでしたが、このミナレットを見上げた拍子に帽子が落ち、それを拾うために頭を下げた際、「これほど見事な建物に頭を下げたのは初めてだ」と言い、破壊を免れたと伝えられています。真偽は定かではありませんが、それほどまでに人々を圧倒する存在感があった、ということなのでしょう。
また別名「死の塔」とも呼ばれ、かつて罪人がこの塔の頂上から落とされて処刑されていたという、残忍で恐ろしすぎる言い伝えも残っています。
カラーン・モスクとミール・アラブ・マドラサ
ミナレットの隣に建つのは、ブハラ最大級の金曜モスクであるカラーン・モスクです。入口のグリーンやブルーの装飾が優美で美しい。

正面からは分かりにくいですが、130×81メートルという広大な敷地の奥には高さ30メートルの青いドームがあり、モスクの横を通る際に見ることができます。

カラーン・モスクの向かいに建つミール・アラブ・マドラサは、現在も神学校として使われている現役のマドラサ。内部の見学ができるのかは不明ですが、こちらの外観も、精緻なタイル装飾にエメラルドグリーンのドームが映えて見事でした。
何度も立ち止まってしまう、夕暮れの表情
滞在中、ポイ・カランの前を何度も通りましたが、そのたびに足を止めてしまいました。特に美しかったのは、夕暮れ時、ライトアップが始まる時間帯です。

昼間の力強い存在感とは異なる、幻想的な雰囲気に包まれます。

広場は観光客で賑わっていますが、ミナレットの裏手の路地は人が比較的少なく、座ってのんびり眺めることができます。
広場を眺めながら一休み
ポイ・カラン周辺には、土産物屋やカフェ、レストランが密集しています。テラスのあるレストランやカフェからの眺めもよく、滞在中1度くらいはこの辺りで食事や休憩をするのもよさそうです。

ちなみに私は、ポイ・カランの東にあるウルグベク・マドラサ横のカフェからサンセットの景色を眺めながら休憩。

場所代もあってか料金は相場より高め。めちゃくちゃ絶景というわけではないですが、一番残念だったのはコーヒーの不味さ・・・・。ウズベキスタンはコーヒーより紅茶を頼む方がハズレがない気がします。
まとめ
ポイ・カラン複合体はブハラ観光のハイライトの一つ。チンギス・ハンの逸話が残るカラーン・ミナレットを中心に、昼と夜、それぞれ違った表情を楽しめます。
ラビハウズや交易ドーム、アルク城など、その他の観光スポットからも徒歩圏内です。
★ブハラ旧市街の見どころ全体については、こちらの記事でまとめています。

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そんな踏んだり蹴ったりのブハラでの個人的な感想はこちらにまとめています↓

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