こんにちは。
2026年6月からスタートした世界散歩の最初の国、ウズベキスタン。サマルカンド、ブハラ、ヒヴァと回る中で、実は一番楽しみにしていたのがブハラでした。古い街並みがそのまま残っている、歴史を感じる居心地のよい街。そんなイメージを勝手に抱いていました。
結論から言うと、ブハラは思っていたのと違う・・・というか、思ったよりハマらなかった。そして、ハマらなかった原因は、夜も気温が下がらずまとわりつくような暑さと、いくつかのマイナスな出来事が重なったのも影響していると思います。
今回は、そんなブハラの独断と偏見の体験記です。
列車でフレンドリーなウズベクおじさんと、ブハラの第一印象
サマルカンドからブハラへ移動する列車の車内では、隣の席に座っていたおじさんがフレンドリーで、私が理解しているかどうかはお構いなしに、ひたすらウズベク語で話しかけてくる。
そして、会話が途切れると(会話もままならない感じだったけど)、おじさんはおもむろにスマホで、「日本語の一人称・二人称が多すぎる問題」をコント風にウズベク語で解説する動画を見せてきて(「私」「僕」「俺」「自分」「うち」、「あなた」「お前」「てめー」、、、ちょっと、日本語どうなってんだ?っていうオチ)、日本について興味を持ってくれている感じが伝わってきました笑。
そんなおじさんとのほっこりとした交流もしつつ、あっという間にブハラに到着。

ブハラの鉄道駅は、中心部から約15km離れています。駅から中心部のホテルまでは、配車アプリ「Yandex Go」でタクシーを呼んで待っていると(タクシーが来るまでに少し時間がかかった)、タクシーの客引きがやってくる。断ってもなかなかひかず、ちょっと煩わしいというのが第一印象。
ちなみにYandex Go利用で、駅から旧市街付近までの料金は24,500ソムほど(約330円)。
鴨ネギで歩いていると・・・まんまとカモにされました
6月のブハラは、とにかく暑い。到着日は、ホテルでしばらく涼んだ後、夕方になってから旧市街を散策しました。

サマルカンドは夜になると比較的涼しく、散策もしやすかったのですが、ブハラは日が落ちてもあまり涼しくならず、まとわりつく暑さ。暑いので、夕食でもとってホテルに戻ろうかなとお店を探しながら歩いていると、背後から現地の女性が英語で声をかけてきました。
立ち話をしているうちに、会話が弾み、彼女は日本人と一緒に働いているそうで、少し日本語も話せて、現地でガイドをしているとのこと。
ウズベキスタンでは現地の人に話しかけられることは多く、それほど気にはしてなくて、この時点では普通にフレンドリーな現地の人という印象でした。

よかったら、明日一緒に旧市街を散歩しませんか?

いいですよ。でも、あなたは仕事とか大丈夫なの?

明日は日曜でお休みなので大丈夫です
ということで、明日会うことに。
ちょうど、夕食のレストランを探していたので、おすすめのレストランを聞いてみると、旧市街から少し出たところにあるチャイハナ(Chinar Chayxana)を教えてくれました。
お店を教えてくれるだけかと思ったら、なぜか彼女も一緒に入店。1人なので別によかったんですが、彼女は「夕食を家で食べてきて、お腹いっぱいだから」とドリンクだけ注文し、私が食べるのを見ながらおしゃべり。
翌朝9時、ホテルまで迎えに来てくれるとのことで、その日は別れました。
2日目、散歩とは何か・・・walking tour?
翌朝9時、彼女は約束通りホテルまで迎えに来てくれ、そこからブハラ旧市街を一緒に歩きました。
彼女は手元に自作のガイドノートのようなものを持っていて、私は「ずいぶん熱心だな」と呑気に思っていました。
各スポットに着くたび、彼女が解説をしてくれ、頑張って日本語で説明してくれているので、一生懸命聞こうとはしたものの、「ここは何年に〇〇により建造され・・・」とかひたすら歴史の授業のようで、全然頭に入ってこなくて、さらに暑さもあり、正直内容はほとんど覚えておらず・・・ごめんなさい。
そんなこんなで、2時間半くらい歩いて、流石に疲れたので、休憩することに。アルク城の近くのカフェに案内してもらったのはよいんですが、ここで注文したカフェラテが、人生ワースト3に入るレベルの不味さ。コーヒーが不味いのか、ミルクが不味いのか、、、両方か・・・
今思えば、これはこの日の不運の序章だったのかもしれません(大袈裟)。
その後立ち寄ったセントラルマーケットでは、

何か欲しいものはありませんか。お茶、お菓子、食器、カーペット・・・私はいつも日本のお客さんにどこのお店で買えるかと聞かれるので、お店を紹介してあげていますよ
と、言いながらしきりに色々すすめてくれるのですが、

私長期旅行中なんで、荷物を増やしたくないし、今欲しいものも必要なものもないです!
と、お断り(塩対応でごめんなさい)。結局私は何も買わず、彼女がパスタを購入、その後マーケット内にあるサモサ屋さんで休憩してお散歩は終了。
ホテルまで歩いて帰ろうと思ったら、歩くと距離があるから、マーケット前からバスに乗って帰りませんかと言われ、バスで帰ることに。

ちなみにブハラの市バス、意外にもキャッシュレスで、クレジットカードのタッチ決済のみ。1回2000ソム(カード手数料で2,030ソム)と激安でした。
突然の翻訳料という名の「25万ソム」請求
途中でバスを一度乗り換えて、バスがそろそろ目的地に到着するタイミングで、彼女はソワソワしはじめ、いきなりスマホでGoogle翻訳の画面を見せてきました。
そこには、「今日の翻訳料は25万ソム(約3,400円)です」と表示されてました。
そして、

この金額はかなり安いんですよ
うすうす途中からそんな予感はしていたものの、

いや翻訳料って・・・頼んでないし・・・勝手に話し始めたんじゃん・・・
と、心の中で毒づきつつ・・・いろいろ案内してもらったので、多少のチップを渡そうかなとは思っていましたが、そもそも「ガイド(彼女的には翻訳?)します、料金がかかります」といった一言がない。
そして、私も一言もガイドして欲しいなんて頼んでない。彼女のドリンクや食事代も、私が払ってたし(大した額ではないですが)。
それなのに、最後の最後、バスを下りる直前になって、翻訳料(ってか、請求はGoogle翻訳使ってるし)を請求してきたことに、流石に私もイラッとして、

お金を取るなら、最初にそう言うべきじゃない?(まあ、それなら100%断ってたけど)。あなたにはがっかりだわ。後出しで言われても25万ソムは払えない(価値も感じられない)。10万ソム(約1,350円)が限界だわ!!
と伝えたところ、お金がかかることを言わなかったことについては触れず、

では、15万でどうですか・・・
と言ってきたので、

(これ以上しつこくしたら、10万もあげないよ・・・あなたの報酬0になるよ)
と、思いながら能面で見つめ返したら、彼女も空気を察したのか、はたまた私の能面が般若のように怖かったのか、それともこのままじゃ1ソムももらえないかもと察したのか、、、それ以上食い下がることはなく、10万ソムを受け取って、去っていきました。
と思いきや、ラビハウズ近くのベンチに座ったので、新たなカモを探してたのかもしれません←笑
いつもなら、日本語で話しかけてくる人は無視するか、警戒するのに、相手が女性だったこと、ウズベキスタン人はフレンドリーで、すぐに話しかけてくるという印象が私の中にすでにあったため、つい気を緩めてしまい、気軽にOKして疑わなかったお人好しな自分自身にも、なんだか腹立たしい。
身の危険があったわけでも怖い思いをしたわけでもないし、10万ソムと彼女の飲食代は、勉強料として納得することにしましたが、それでも、この後、ブハラではなんとなく気持ちが乗らないまま過ごすことになってしまいました・・・。
ということで、ブハラで自称ガイドが「一緒に散歩しませんか」と日本語で誘ってきたらレッドフラッグ。翻訳料を請求されるかもしれないので、くれぐれもご注意を。
事前に「それはガイド料取るの?、それとも文字通り私と一緒に散歩したいだけ?」とお互いの期待値調整をしておくことをおすすめします。
相手は虎視眈々とお金を取ることを狙ってるので、遠慮はいりません(個人の感想です)。
そして、ガイドが必要なら、ちゃんと正規ルートを使うべし。
ブハラのコーヒー不味すぎる!ダメ押しの、もう一杯
ガイド事件から解放された翌日、気分を変えようと、今度は自分でもう一度見たい場所を散策。
ポイ・カラン近くで、暑かったのでカフェを探していたところ、たまたま見かけた看板で立ち止まるとお店の女性に声をかけられ、そのまま入店。
「AS MIR HOSTEL」というルーフトップのカフェ(後から調べたらホステル兼カフェのようです)。
店内に入るとメニューはなく、「コーヒー?ティー?ビール?」と聞かれたので、アイスアメリカーノを注文し、ルーフトップの席へ。

お客さんは私以外おらず、絶好の撮影スポットで、一息つくにはよかったです。


しばらく、夕暮れどきの旧市街の景色を眺めながら休憩し、会計をお願いすると、お店の男性(ご主人?)に告げられた金額が「50,000ソム(約680円)」。
ウズベキスタンのカフェのアメリカーノは、20,000〜30,000ソム程度な印象だったので、聞き間違いかと思い、

フィフティー(50)?え?フィフティーン(15)?・・・
15は安すぎるので、絶対違うんですが笑

フィフティー!

フィフティー?50?!!
とコントのようなやり取りのあと、50,000ソムを現金でお支払い。
場所代と思えば決して高すぎるということはないとは思うけど、肝心のコーヒーの味が、アルク城の近くのカフェで飲んだコーヒーと張るくらいに衝撃的な不味さ・・・
ガイド事件だけでもブハラもういやーー!!ってなっていたのに、まさかのダメ押し。ブハラのカフェ運がなさすぎなのか、ブハラのコーヒーのクオリティーが底辺なのか・・・
ちなみに、この後別のカフェで飲んだコーヒーは普通の味だったので、たまたまハズレを2回引いただけでした。
どうしてもこのお店に入ってみたいと思った奇特な方は、コーヒーではなく、お茶を頼むことを強くおすすめします。ウズベキスタンは、お茶文化が根付いていて、お茶はティーバッグでもそれほどハズレはないので。
テーマパーク感強めの旧市街への違和感
ブハラ全体を振り返ると、思っていたイメージとはだいぶ違いました。

歴史都市であり、建物自体も古いものがたくさん残っているのも事実。
ただ、これは完全に個人的な感覚ですが、旧市街の石畳があまりにもきれいにリノベーションされすぎていて、どこか古い町を再現したテーマパークを歩いているような感覚になってしまったのです。
(サマルカンドやヒヴァも同じように観光地はきれいに舗装されていた部分もあったはずなのに、なぜかブハラだけセットの中にいるような感覚だった)
まとめ
今振り返っても、もやもやする部分もあり、個人的にはあまりハマらなかったブハラですが、ポイ・カランのミナレットや広場の雰囲気は絵になるし、アルク城も外からは想像できない広大な街(遺跡)があったり、シルクロードの歴史が感じられるドーム型の独特なバザールなどブハラならでは秀逸な建築や見どころもたくさんありました。
ちなみに、この後、他の場所でウズベキスタンを訪れた旅人に何人か会いましたが、ウズベキスタンの中でブハラが一番よかったと答える人にも数人(国籍問わず)いたので、ハマる人にはハマる街だと思います。
今になって冷静に考えると、完全に今回の私個人の経験がブハラの印象を下げただけな気がします。
★ブハラの観光スポットについてはこちらにまとめています↓

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