【サパ】観光客がほとんど訪れない村〜黒モン族が暮らすシンチャイ村へ

ベトナム
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こんにちは。サパ2日目の午後は地元の人々の素の生活が垣間見られるシンチャイ(Xín Chải)村を訪れてきました。

午前中に訪れたハムロン山はこちら↓

シンチャイ村を訪れるきっかけは、前日のランチで入ったレストランでたまたま居合わせたベトナム人女性(マイさん)とサパについて話してた時に、私が「明日はサパ近郊の1dayトレッキングツアーに参加しようかと思ってるよ」と言った時に、「ツアーは微妙だよ」と言われたのがきっかけ。

確かにサパのトレッキングツアーのレビューを見てた時に、物売りがしつこい、買うまでついてくるなどネガティブコメントが多く、そこが引っかかってたので、おすすめのサパ周辺の村を聞いてみた。

何が経験したい(見たい)かにもよるけど、自然景観やローカルの人々の暮らしを見たいんだったらシンチャイ村がいいんじゃないと。

ちなみにサパの一大観光スポットになっているカットカット(Cat Cat)村についても聞いてみたら、「あそこは完全に観光地だから・・・」とのこと。なるほど、、、自然やローカルな人たちの生活が見たいと言ったからか、おすすめはされなかった。

時間があったらカットカットにも行ってみようかと思ったけど、なんとなく今回はやめときました。

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シンチャイ村への行き方

シンチャイ村は、サパ中心部から4kmほど東に位置する山間にある黒モン族が暮らす小さな集落。

カットカット村は、サパとシンチャイの間にあります。舗装道があり(ところどころ舗装されていない場所もあり)、ハイキングがてら歩いても行けます。ただ、道中はアップダウンが激しいので、歩きやすい靴と水を忘れずに。

私は、前日マイさんと会ったレストランのご主人に依頼して、バイクで乗せて行ってもらいました。

サパではバイクタクシーもあるけれど、知らない人より、知っている人の方が安心だし、ぼったくりもないからということで150,000VND(約225THB、900円)でお願いしました。

15時に滞在先のホテルまで迎えにきてもらい、いざ出発!急勾配の坂道や冠水した場所があったり道はあまり良くないところもあり、バイクで連れてきてもらって本当によかった・・・(歩いてたらどろどろになってたかも)

カットカット村周辺は、お店や民族衣装のレンタル店などもあってかなり賑わってました。カットカット村もサパから歩いて行ける距離だけど、坂道が急なので、上りは大変そう。

そんなこんなでバイクで走ること約15分。無事シンチャイ村に到着。

シンチャイ村はのどかだった

シンチャイ村で最初に出会った第一村人は・・・

牛の背に乗った小学生くらいの男の子!だいぶこなれているではないですか。

牛って乗れるんですね。

するとドライバーのおっちゃんが、ベトナム語で牛は〇〇、豚は〇〇って言うんだよと教えてくれた(忘れちゃったけど・・)。

そして、少年の横を通り過ぎて、少し進んだところで、「ここがシンチャイだよ。歩いて回っておいで」とおろしてくれた。

目の前に広がるのは全く観光地化されていない田舎の集落。

サパの中心部は、コロニアルな雰囲気漂う観光地で、近代的な建物も多いけど、少し離れただけで、こんなにものどかな原風景が広がってた。

民家の軒先には、ワンコがいっぱい。飼い犬なのか、半野良なのか。

一面に段々畑が広がる美しい農村風景。なんだか郷愁を誘う光景。

写真右側の道がシンチャイ村のメインストリート。車で通るのは難しそうな細い道。

上の写真の赤まるのところに見えるのは、ファンシーパン行きのロープウェイ。

山の上の方にも作物を作っている畑。こんな急斜面で作業をするのも大変そう。

水をはった田んぼ。これから田植えをするのかしら。

放牧中の牛。

これは薪木かしら。シンチャイ村では、モン族の伝統的な木造家屋がたくさん見られるよと言われていたけれど、その特徴はよくわからなかった。軒先に木材が並ぶお家(材木屋さん?)もありました。

シンチャイ村にもホームステイできる宿があるようで、そこの宿泊客らしき観光客を1組見かけたけれど、私が訪れた時は、そのほかは地元の人しか出会いませんでした。

子豚がいたり

ニワトリの親子

またまたウシさんたち。

家畜と共に暮らし、米や野菜は自分たちで育て、ほぼ自給自足の暮らしをしているように見えた。

30〜40分ほど散策をして、待ってくれているドライバーのおっちゃんと合流して再びサパへ。

ほんの1時間ほどのショートトリップで、心揺さぶられる大きな感動を味わえるような光景はなかったけれど、じわじわと心に染み入るほっこりした気分を味わうことができたシンチャイ村でした。

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