こんにちは。
ベトナム北部の高原リゾート、サパ滞在2日目。前日は、深夜のバス移動とベトナム最高峰のファンシーパン観光で疲れて、早めに就寝したので、この日は目覚めもすっきり。そして、サパの朝はとっても涼しい。なんなら肌寒い。
この日は、まずハムロン山へ。ハムロンとは、ベトナム語で「龍の顎」という意味だがあるそうで、山頂の形が龍の顎に似ていることからそう呼ばれているそう。
ハムロン山には、山の中腹に造られた広大な公園があります。公園内には市街地を一望できるビュースポットがあり、ビュースポット大好物な私の血が騒ぐ・・・ということで、朝から張り切ってへ行ってきました。
ハムロン山の行き方
ハムロン山の入口は、サパ市街地にあるサパ教会の裏手の路地を上っていくとあります。
階段道で路地沿いには、お土産物屋がたくさん並んでいます。
本日最初のローカルの出会いはこのワンコ。人懐っこくてかわいい。
階段を少し上がっていくと、ハムロン山(公園)入口のゲートに到着です。
こちらのチケット売り場でチケットを購入します。入場料は70,000VND(≒100THB、400円、2023年4月現在)。
ハムロン山の散策
ゲートをくぐり、階段を上がっていきます。
最初は上りが続くので、少ししんどいですが、遊歩道が整備されているので観光しやすい。
祠やモニュメントなどがあちこちに点在していて飽きません。
自然を生かした景観になっていて、緑の中を歩くのは気持ちよい。たまに東南アジアあるあるな謎なキャラクターっぽい像があるのはアレだけど・・・
アップダウンや急斜面(階段)が多いので結構体力を奪われます。(ワンピースにヒールで観光しているベトナム人がいたのにはびっくりした)
お花がたくさん植えられた花壇もあり、撮影スポットになってました。カラフルで美しい庭園もよいけれど、目的地のビューポイントを目指してさらに先を進んでいきます。
庭園エリアを抜けるとやがて1本道に。なんだかこの雰囲気好き。
ビューポイントSan May(Cloud Yard)からサパの街並みを一望
階段を上っていくと、テーブルや椅子が並ぶ休憩エリアが見え、そこにHeaven Gateと書かれた案内が見えてきます。
案内の矢印に沿って上の写真の左手の階段を上がっていきます。
階段を上がって、San May(Cloud Yard)と書かれた案内が見えたら、また矢印に沿って左へ。
岩と岩の間の細い道をしばらく進むとハムロン山のビューポイントSan May(Cloud Yard)へ到着します。
ビューポイントは、まずまず広めのテラスになっていました。
この日は残念ながら霧が出ていて、遠くまで見晴らすことはできません・・・
お天気はイマイチですが、サパ湖の周辺に赤い屋根の建物が並び、緑の山々とのコントラストが美しく絵に描いたような街並みは、見入ってしまいます。
晴れていればベトナム最高峰のファンシーパンも望めるそう。
眼下には、先ほど通ってきたハムロンの庭園も見えます。自然の地形とうまく調和している。
少しわかりにくいですが、写真中央付近に見えるドームのある黄色っぽい建築物がサパ駅。
ちなみに、私下調べをほとんどせずに行ってしまい、このビュースポットの場所がわからず、だいぶグルグルと園内を彷徨ってしまいました・・・。まさか一番手間にあったとは・・・。
自分の勘どころの悪さを棚に上げ、ビューポイントって書いててくれてばいいのにと思ったり思わなかったり。笑
Cong Troi(Heaven Gate)とはなんぞや・・・
私がビュースポットがあると思って彷徨ったHeaven Gate(名前的に絶対こっちの方が、ビュースポットっぽいのにな)。
Cloud YardもHeaven Gateもこんな感じの岩の隙間に細い道が続いています。
Heaven Gateの中心部は、手入れされた庭のある広場になっています。
この広場から左右にも小径が伸びています。
何かあるのかと思い、進んでみたけれど、特にたいして何もなく・・・
観光客もほとんど来ないみたいで(見どころないからか)、ハイキング好きそうな欧米人カップルに出会ったくらい。
ただ狭い岩と岩の間を進むのは冒険してるみたいで楽しい。山歩きが好きな人とかエクササイズがてら歩くにはよいかも。
(繰り返しますが、特に景色が開けた場所あるわけでも見どころがあるわけでもないですよ)
少数民族の伝統芸
ハムロン山に住んでいるのもこの辺りの少数民族の方々だそうで、園内のあちこちで民芸品を売ってました。
大音量でアナウンスが流れていたので、音のする方へ行ってみると立派な建物がありました。
こちらでは伝統芸(舞踊?)のパフォーマンスを行なっているようでしたが、私が訪れた時はちょうど終わったばかりだったので、次の開催時間までは待つ気になれず諦めました。
さっき上ってきた道を下っていくと、行きは振り返ることもなかったので気づかなかったけれど、花壇のある庭園の先に街並みが開けていて、いい眺め!
草葺き屋根の伝統建築。民族衣装が並んでいました。
だいぶ彷徨ってしまったこともあり、ゲートに戻るまで2時間近く経ってました。サパ中心部でのんびり自然散策をしたい人にはおすすめのスポットだと思います。
土産物屋では乾物とかこの辺りで取れる特産品のようなものがたくさん。
店先で焼いていて気になったので買ってみた。栗まんじゅうでした。素朴な味で美味しい。1個5,000VND(≒30円)、安い!
この栗まんじゅう、この辺りの銘菓なのか、サパのあちこちで見かけました。ハノイへ戻るバス乗り場のレストランでは10,000VNDと倍の値段だった(それでも安い)けど、ハムロン山の麓で買ったこちらの方が美味しかった。お店によって味は異なるので、いろいろ試してみると楽しいかも。
栗まんじゅうの横に煎りたての栗もあったので買ってみた(煎りたてとおもったら冷たかった)。こちらは200gで20,000VND(≒120円)。味は普通の栗でした。でも栗って食べ始めると止まらないんですよね。
プチハイキングの後は、ちょっと休憩しにホテルに戻ることに。少数民族(モン族?ザオ族?)の人たちが露店を開いてて、カラフルな刺繍は見ているだけでも楽しくなれました(何も買わなかったけど)。
午後は、バイクチャーターして、近郊のローカル村を訪れます。
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