こんにちは。
2024年10月、週末+@で南インド3泊5日の小旅行へ行ってきました。今回の旅程は以下の通り。
2日目:チェンナイ〜ポンディシェリー ポンディシェリー泊
3日目:ポンディシェリー〜マハーバリプラム マハーバリプラム泊
4日目:マハーバリプラム〜チェンナイ 深夜便(機中泊)
5日目:バンコク早朝着
チェンナイ空港直結のホテルにチェックイン
1日目は、バンコク21時過ぎの飛行機でチェンナイ空港に到着したのは23時過ぎ。夜遅い到着ということもあり、空港直結のホテル「Grace Residency-Chennai Airport」にしました。場所は、チェンナイ空港メトロ駅(メトロの改札のあるフロアから空港とは反対側に出る階段もしくはエスカレーターを降りたところ)直結。到着フロアの外に出てしまい、メトロの入口がわからず、少し迷子になりましたが、タクシーの客引きのおじさんに聞いて、たどり着けました。

写真のエスカレーターの右奥がホテル。オンライン決済していたものの、なぜかチェックインの時に不足金214ルピーを請求されました(なんで?)。

お部屋はシングルルーム(トイレ・バス共有)。Trip.comで831バーツ(+なぞの214ルピー≒88バーツ)。
バジェットトラベラーで、チェンナイ深夜着や早朝発の飛行機に乗る人にとっては、空港直結なので便利だと思います。
チェンナイからポンディシェリーへ移動
翌朝6時過ぎに起きて、ポンディシェリーまで移動。昨日、空港でATMが見つからず、夜遅かったので、まずはATM探し。メトロ駅ならATMがあっても良さそうなのに全く見つからず、空港の入口まで戻ってみたけど見当たらない。
(インドの空港は当日の航空券がないと入れないので一度空港から出てしまうと本当に不便・・・安全面を考えるとこの方がよいのかもしれませんが)
空港入口にいたセキュリティーの人に聞くと、国内線ターミナルの入口近くにあるとのことで、ようやく現金をgetし、メトロへ。
ということで、ここで20、30分ほど時間ロスしてしまいましたが、仕切り直して出発です。
チェンナイのCMBTバスターミナルからポンディシェリーまで直通バスがあるそうなので、まずはメトロでCMBTへ。
チケットは、窓口で行き先を告げて購入(40ルピー)。(チケットマシーンもありましたが、使えなくてスキップ)

レシートのような紙チケットで、QRコードを改札にかざして入場します。

空港からCMBTまでは8駅。平日の朝でラッシュの時間かと思いきや、割とガラガラでした。
メトロ駅からバスターミナルまでは案内板があり、迷わず到着。屋根のある構内はだだっ広く、インド人や犬やゴミが転がっていて、久々インドを感じました。どこから乗ればよいのかわからず、窓口っぽいところでプラットフォームを聞いてようやく乗り場に到着。
スリーピングバスが停まっていたので、乗ろうと思ったけれど、どうやら乗れなそう。よくわからないので、並んでいるインド人に聞くと、予約で満席らしく、次のバスが9時半頃到着するので、それに乗れるかもとのこと。ただ、次のバスも乗れるか保証はないそうな。
困ったなーと思いつつ、並んでいたら、さっきのインド人がポンディシェリー行きは他のバスもあると教えてくれ、丁寧に市バスのようなエアコンバスまで案内してくれて、そちらに乗ることに。てっきり、たくさん停まっているエアコンなしのオンボロバスかと思っていたので、ラッキー。
バスに乗り込んで、出発を待っていたら、「僕もこのバスで行くことにした。隣座っていい?」とさっきのインド人が乗ってきた。
彼の名前はShiva(シバ)。ポンディシェリー出身らしく、デリーとかアーグラ(タージマハル)を旅行してたそうで、これからお家に帰るらしい。ちょうど、この週末にポンディシェリーでお祭りがあるそうで、それでバスも混んでるとか。
バスは途中で乗客が乗り降りしながら、ポンディシェリーのバスターミナルに着いたのは、12:30頃。正確な時間は忘れけれど、所要時間は3.5〜4時間だったかと。
バスを降りると、オートリクシャの客引きに囲まれて、カツアゲ状態・・・。
相場もわからないし、止まっているとたかられるので、結局歩いて向かうことにしました。
バスターミナル(2024年10月現在は、Google mapで出てくるバスターミナルは改修中で、AFT Groundが仮設の?バスターミナルになっていました)から、旧市街のホテルまでは徒歩20分弱。インドの喧騒を眺めていたら意外とすぐに着いた印象。
Villa Helena Heritage Guest Houseにチェックイン
かつてフランス植民地だったポンディシェリー(Pondicherry)。現在の正式名称はプドゥシェリー(Puducherry)ですが、ポンディシェリーやポンディの方が通じやすい。
今回のポンディシェリーのお宿は、フランス統治時代に築かれた旧市街にあるコロニアル建築の建物を利用したVilla Helena Heritage Guest House。

こんなポップな壁画があり、入口はこじんまりとしてました。

中庭は、カフェレストランになっていて、レセプションを探してたらどこからともなく女性が現れて、チェックイン。オーナーのヘレナさんでした。ヘレナさんはフランス出身ですが、日本にも8年くらい住んでいたらしく、日本語も堪能で、少しびっくり。こんなインドの地方都市でフランス人から日本語を聞くなんて・・・

今回宿泊した部屋は2階。アンティークな家具が置かれたシンプルな内装。

古い建物はバスルームが広い。古さは否めませんが、清掃が行き届いていてキレイに保たれています。タオルはこの地方の伝統的なタオル(いわゆるふわふわのタオルではなく、日本の手拭いのようなコットン生地)。

部屋の外は、こんな感じのラウンジスペースに。こういう雰囲気好きなんだけど、日中は暑すぎて座ってられませんでした。

テラスも広くて開放的(日中は暑すぎて・・・以下省略)

こちらは1階のカフェテラス。今回はランチ・ディナーでカフェレストランは利用しませんでしたが、朝食はこちらでいただきました。

クレープにバゲット、フルーツ、コーヒー(紅茶)、ジュース、卵料理のシンプルな朝食。Agodaで予約して1泊5040ルピー。現地決済でしたが、クレジットカードも利用可能でした。Villa Helenaには小さなブティックもあって、インド綿を使ったファブリックとかセンスのよい雑貨がたくさんありました。
ポンディシェリーの旧市街散策
コロニアルな建物がたくさん残るポンディシェリーの旧市街はそれほど広くありません。海沿いのホワイト・タウンと呼ばれる細長いエリアだけ。


インドと言われて思い浮かべるごちゃっとした街並みとは一線を画すフレンチコロニアル調の建築が建ち並ぶ美しい街並み。


南国の空に映えるピンクの教会。

内部も白を基調とした明るい内装。この日は、暑すぎてこの教会で少し休憩させてもらいました。

ビビッドなピンクの花が咲き誇る建物前は、映えスポットで、オシャレした観光客がひっきりなしに写真を撮っています。

こちら1926年に新宗教アーシュラムが開設された場所。中には開祖オーロビンドとマザーが眠るお墓があるんだとか。入口には、美しいコーラムが描かれています。
今回は訪れませんでしたが、ポンディシェリーの郊外にある「オーロヴィル」は、オーロビンドが理想とするコミュニティで、世界中から移住してきた人が暮らすリアル理想郷なんだとか。

コロニアルなハイソな街でもインド犬はマイペースにお昼寝中。気持ちよさそうだな・・・

ホワイト・タウンから少し外れた場所もカラフルな建物に街路樹のコントストがよき。

カラフルで華やかなコーラムが目を楽しませてくれます。
ポンディシェリーのビーチ
海沿いの街ポンディシェリーの海岸線は、プロムナードとなっていて、散策を楽しめます。

気候が良ければ、ランニングとかも気持ち良さそう。

観光案内板が外れてしまって、フォトフレームのようになってました。ちょうどその先にはインド人ファミリーがいい感じにフレームイン。
海沿いは気持ちよい。

ポリススタンドではポリスの人形が目を光らせています。

カフェもいくつかあり、観光客で賑わっています。

ただ、インドのビーチはインド人が芋洗い状態・・・・ここで泳ぐ勇気は私にはない。
インドのビーチで泳げるようになったら、私もインド玄人になれそうだけど、その日はまだまだ来なそう。
南インドカレーを食す
少し遅めのランチは、旧市街からほど近くにある南インド料理店「Surguru Restaurant」へ。

通り過ぎてしまいそうになる狭い入口。

狭い入口を抜けると緑に囲まれた中庭があり、その先にエアコンの効いたレストランが現れます。内部はかなり広く、少し待ちましたが、割とすぐに席に通してもらえました。
インド人女性2人と相席。

メニューはたくさんあったけど、選べず結局ターリー。なんだか写真はぐっちゃっとしてますが、パパド(せんべいみたいなもの)、チャパティ、ライス、カレー3種類、豆、ヨーグルト風味のものとか数種類(忘れた)のおかず類とボリューミー。
店員さんがすごくフレンドリーで、パコラ(玉ねぎフライ)も美味しいよと勧めてくれました。パコラって何って聞いたら、オニオンフライだと教えてくれて、隣のインド人女性たちがちょうど頼んでいて、味見させてくれました。
彼女たちは先に席を立ったので、パコラのお礼を言うと、ニコッと微笑んで去っていきました。南インド人優しい。ゴリゴリ話しかけて来ない、ほどよい距離感。
ターリーは少なそうに見えて、途中でお腹いっぱいになり、おかわりは丁重にお断り。ターリーとボトル入りのお水(1L)で、235ルピー。ごちそうさまでした。
本当は、夜はフレンチを食べたいと思っていたけど、暑さで食欲もなく、結局食べれずじまい・・・。今回はポンディシェリーは1泊だけでしたが、次に来ることがあれば連泊したいと思える穏やかな街でした。
次回は、マハーバリプラムの様子をご紹介します。何気に見どころが多くて、期待以上でした。
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