【ダラムシャーラー】マクロードガンジーからトリウンド〜日帰りハイキングで迷子になりかけた

インド

こんにちは。

2025年4月、北インドのダラムシャーラーに到着した翌日、トリウンドへのハイキングに行ってきました。

朝7時半にマクロードガンジーの宿を出発。登山口(Gallu Devi付近)まで徒歩で向かったのですが、これが想定外にしんどかった・・・。山道が途中で分岐していて道を間違えて少し時間をロスしつつ、ダラムコット経由で登山口に着いたのは9時頃。ここまでの道のりも結構な傾斜で、登山を始める前からすでにじわじわ体力を消耗。

結論から言うと、この日は朝7時半から17時頃までほぼ歩きっぱなしでした。途中、道に迷いかけて地元の人に助けてもらったり、最後は脚がガクガクになりながら川の石を渡ったり。でも、それが返って忘れられない一日になりました。

💡この記事でわかること

  • トリウンドハイキングのルート・所要時間(体験ベース)
  • 登山口までのアクセス方法
  • 山頂・途中の売店・休憩ポイント情報
  • 道に迷いそうになった場所と対処法
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トリウンドの基本情報

トリウンド(Triund)は、マクロードガンジーから日帰りで行けるハイキングスポットです。標高約2,875mに位置し、頂上からはヒマラヤの雪山のパノラマを一望できます。

ヒマチャル・プラデシュ州の中でも人気のトレッキングコースのひとつで、登山初心者〜中級者向け。私のように体力に自信がなくても、ペース配分さえ気をつければ十分登れます。ただし、登山口までの道のりも含めると思った以上に体力を消耗するので、その点は要注意です(後述します)。

項目内容
標高約2,875m
登山口Gallu Devi寺院付近
距離片道約5.5km(Gallu Devi登山口から)*マクロードガンジーからは約9km
所要時間登り約2〜4時間、下り約2〜3時間(体力・ペースによる)
難易度初級〜中級
キャンプ山頂でテント泊可能
ベストシーズン3月〜6月、9月〜11月

夏(7〜8月)はモンスーンの影響で道が滑りやすく、冬(12〜2月)は積雪で通行不可になることも。私が訪れた4月は天気にも恵まれ、コンディションは良好でした。

登山口までのアクセス


登山口はGallu Devi寺院(Gallu Devi Temple)付近。

マクロードガンジーの中心部から、徒歩またはタクシーで向かいます。

7時過ぎのマクロードガンジーの中心広場付近(タクシーもこの広場近くにたくさん待機しています)。野良犬たちが丸くなって仲良く寝ています。

徒歩の場合

私は徒歩で向かいましたが、途中で少し後悔しました。

早朝は、人も車も少なく静か。ひんやりとした空気が気持ちがよく、この辺りはまだまだ余裕でした。

しかし、しばらく歩くと山道が分岐しており、途中で少し迷ってしまい、時間ロス。地元の人に道を聞きながら、なんとか軌道修正・・・。

ようやく一本道となり迷子の心配はなくなりましたが、登山口手前の最後の10分くらいが、傾斜もそれなりにあり、地味にきつかったです。

ハイキング本番を前に、すでに疲労感。

とにかく歩きたい!スタミナには自信があるという方以外は、体力は登山のためにとっておくことをおすすめします。

タクシーの場合(おすすめ)

マクロードガンジーの中心部からタクシーで向かう場合の所要時間は15〜20分ほど。

登山口まで息を切らしながら歩いている横を、登山客らしき人たちをのせたタクシーに何台も追い抜かれたので、タクシーで向かうのが正解だと思います。


ともあれ、登山口付近に着いた時、雄大な雪山が近くに見え、少し元気になれました。

登山口付近は、タクシーがたくさん停まっていて、復路もここからタクシーに乗ってマクロードガンジーまで戻ることができそうです。

山頂までのハイキングルート

登山口に着いて、ひと呼吸おいて、いよいよトレッキング開始(やっと!)。

ルート上には、標識がところどころにあるので迷うことはありません。

登り始め〜ダラムコットの景観

歩き始めてすぐ、どこからともなく犬が現れて、私を先導するように登っていきました。

どこからともなく現れて、先導してくれた犬

途中で立ち止まって振り返り、まるで私を待ってくれているかのよう・・・なんか頼もしい。

しばらく登っていくと、ダラムコットやバグスの村が一望できる開けた場所に出ます。

この後も絶景が期待ができそうです。

さらに高度を上げると、マクロードガンジーやダラムシャーラーまで見渡せるようになり、進行方向にはヒマラヤの雪山も。天気が良かったこともあって、気持ちよかったです。

Magic View Cafeで休憩(出発から約1時間半)

登り始めて1時間半ほどで、「Magic View Cafe」に到着。

名前の通り、眼下に広がる景色を見下ろしながら休憩できるカフェ(売店)。

ここで持参したスナックを食べながら20〜30分ほど休憩。

Magic View Cafeからの眺め

脚を休めるのと同時に、景色をぼーっと眺める時間がなんとも贅沢でした。

山頂手前が核心部

Magic View Cafeを後にし、その後もひたすらゴツゴツとした岩の斜面を登って行きます。

空気は冷たいのに、太陽を遮るものがなく、直射日光を浴びてかなり暑かったです。

途中、崖に突き出した岩の上に寝そべって景色を見下ろすように座っている犬がいて、なんとも微笑ましい。というか、フォトジェニックすぎる。そして、軽々と山を登って行く犬が羨ましい・・・。

この先も売店や休憩所がいくつかあり、「残り1.5km」「残り1km」といった具合に500メートルごとに標識があり、ペースをつかみやすかったです。

ただ残り1.5km付近から徐々にキツくなってきました。

残り500メートル手前付近からの景色

麓がだいぶ下の方に見える。かなり上の方まで上がってきたことがわかります。

残り500メートル地点まできました。ところが、ここからが結構かなり急峻な登りが続き、登山口まで歩いてきた1.5時間のダメージが一気にじわじわきいてきた・・・。

少し歩いては止まり、少し歩いては止まりを繰り返し、息を整えながらなんとか足を動かし続けました。

そして、最後のカーブを曲がると、急に開けた景色が見えてきました!

残り500メートルが本当にきつく、50分もかかってしまいました(10メートル登るのに約1分)。

トリウンド山頂に到着(12:50)

登山口を出発してから約3時間50分(Magic View Cafeでの休憩含む)、12時50分頃にトリウンドに到着。

目の前にドーンと広がるヒマラヤの雪山は、それまでの疲れをまるっと忘れさせてくれるくらい、圧巻でした。

天気もよく、持参したスナックをほおばりながらしばらくぼーっとしていました。やけに美味しく感じるのは、登山あるある(長時間歩いた後なのと絶景で3割増しで美味しく感じる)。

山頂の風は冷たく、汗がスーッと引いていき、少し肌寒い。ただ日差しが強く、上着を羽織れば問題なし。気づいたらお昼寝もしていました。本当に気持ちよかった。

山頂にはカフェやトイレもあり、意外と快適。テント泊している旅行者の姿もたくさんあって、夜は星が綺麗そう(かなり冷えそうですが)。

ここからさらに登っていけそうな山がありましたが、私はパス(もう登る体力はない)。ただ、1泊するなら登るのもありかも。

犬や馬の姿も見え、牧歌的な雰囲気。カフェでチャイを飲んで、1時間ほど滞在しました。

山頂付近には銅像や祠のようなものもいくつか見られました。

割としっかりした宿泊施設(山小屋?)のような建物も。

下山ルートと迷子事件

お昼寝もして、体力回復した後、14時前に下山開始。

往路と同じルートではなく、反対側の尾根を歩く「Triund by Bhagsu side」のルートで下ることにしました。

下山道の風景

バグス側ルートは、山の尾根を歩くコースで、片側に雪山を眺めながら歩ける絶景ルートがしばらく続きます。

ずっと眺めていたい景色で少し名残惜しいですが、暗くなる前に下山したいので、先を急ぎます。

途中、重い木材を運ぶ人や、馬を放牧させている人にもすれ違いました。

急な斜面をひょいひょい降りていく地元の人たちのフットワークの軽さに、素直に感心。

眼下には、ダラムシャーラーの街並みや周辺の大地が見晴らせます。

夜一泊するのか、サンセットを楽しむのか、これから登る旅行者ともたくさんすれ違い、かなりしんどそうな顔をしているのを見て、心の中で「わかるよ、私もさっきまでそっちだったから」と思いながら通り過ぎました。

水がなくなってきたタイミングで売店があり、水を購入。トリウンドのトレイルには意外と売店があるので、水や食べ物の補給は途中でもできます。ただ、念のため多めに持っていくと安心です。

この後も何人かインド人旅行者に「あとどのくらいかかる?」と聞かれ、「たぶん2〜3時間はかかると思う」と答えつつ、エールを送りながらすれ違いました。

Maggi Pointあたりから道がわからなくなる

16時頃、Maggi Pointに到着。

Maggi Point

ここまでは順調でしたが、この辺りから道が不明瞭になってきました。

Maggi Pointからさらに下って行くと、一瞬、脇道に外れてしまい迷子に。まわりに人もいなくて怖くなって、体力は限界だったけれど、下ってきた道をなんとか登っていって、売店らしき場所にいた人に聞いてみました。

Beco
Beco
店の人
店の人

と教えてくれました。ちょうど、インド人数人の旅行者グループも下って行くところだったので、その青年について行くことに。

青年は無口だけど、今朝あった犬と同じく、途中で振り返りながら私がちゃんとついてきていることを確認してくれてました(ちなみにこの後の道はもう歩くのに必死で一枚も写真ありません)。

ローカル青年との出会い

青年についていくと、閉まっている売店の前の休憩所で、今度はスピーカーを積んだバックパックを背負った、なかなかファンキー(ヒッピー風)なもう一人のローカル青年と合流。

一瞬「やばいヤツかも・・・」と思ったけれど、笑顔が懐っこくて、強いインド訛りで何やら話しかけてきます。

早く帰りたかったので、少し会話した後、「そろそろ行くね、この方向であってる?」と確認してから歩き始めると、彼らも村に戻るようで、そのまま先導してくれました。

川の石渡りで限界を迎える

しばらく下っていくと、川に出ました。対岸にはゴールにしていたShiva Cafeが見え、川の下流にはピクニックをしている人たちの姿も。

「どうやって渡るの?」と聞いたら、「川の上の石を渡っていくんだよ」と。

朝7時半から歩きっぱなしで、この時点で脚はほぼ限界。

「え・・・無理なんだけど・・・」と思いつつ、膝がガクガクしながら石の上を渡っていると、ローカル青年が手を貸してくれ、本当に助かりました。

段差や石を飛び越えるたびに脚が悲鳴をあげて、よちよち歩きでないと進めない状態。

それでもなんとか川を渡りきり、17時過ぎに無事下山。

迷子で道を尋ねた場所とShiva Cafeまでのおおよそのルート

迷子になって、体力も限界に近く、ここで暗くなって夜を明かさなきゃ行けないかも・・・とちょっと頭をよぎって不安になったけど、無事に帰還できて本当によかった(迷子になったのは、おそらく時間にして10〜20分程度だけど、長く感じた)。

Shiva Cafeで一息

下山後、Shiva Cafeで休憩することに。

Shiva Cafeで食べたバナナクレープ

30〜40分ほど休憩して、てっきり彼らはもう帰ったかと思ったら、まだ外で待っていてくれていました。

バグスの広場(リキシャ乗り場)まで、少し距離があったのですが、正直これ以上歩ける状態ではなく、途中の階段で、膝が曲げられず、ガクッと崩れる場面も。青年に助けられながら、もはや要介護状態・・・。

ヒッピー青年の正体は登山ガイド。「この後バグスを案内するよ」と言ってくれたのですが、体力的に限界だったので丁重にお断り。

連絡先を交換して、彼らはバイクがあったので、そこでお別れしたんですが、坂道をよちよち歩きで下る私を見るに見かねたらしく、「(オートリキシャのいるバグス広場まで)バイクで送ってあげる」と。

ありがたすぎて、言葉になりませんでした。

オートリキシャでマクロードガンジーに戻ったのは、19時前。途中で夕食を食べた後宿へ戻りました。宿は坂と階段を下った先にあり、部屋は3階。部屋にたどり着くまでが本当に修行でしかなかった笑

部屋に戻った後、シャワーを浴びて、この日は早めに就寝しました。

⚠️ 迷子ポイントの注意 

Maggi Point付近から先、バグスに出るルートは道標がほとんどなく迷いやすいです。地図アプリはおおよその目安にはなりますが、地元の人に積極的に聞くのが一番確実でした。

ガイドは必要?個人 vs ガイドツアー比較


トリウンドは、ガイドなしで個人でも行けるルートです。ただ、私の経験を踏まえると、一概にどちらがよいとは言えないかもしれません。

個人ガイドツアー
費用安い(交通費のみ)割高
自由度高い(ペース・休憩を自分で決められる)ガイドに合わせる必要あり
安全性道迷いリスクあり安心
体力的なサポートなしあり
おすすめな人ハイキング経験者、体力に自信がある人初めての人、1人旅で不安な人

私は個人で行きましたが、下山時にBhagsu sideのルートで道がわからなくなりました。地元の人に助けてもらえたので結果オーライでしたが、もし誰もいなかったら・・・と思うと、冷や汗がでます。

特に1人旅で登山経験が少ない場合は、ガイドツアーの方が安心。ガイドがいると道迷いのリスクがなくなるのはもちろん、ペース管理やルートの説明もしてもらえるので、純粋にハイキングを楽しめます。

マクロードガンジー発のトリウンドハイキングツアーはGetYourGuideで予約できます。

マクロードガンジーのおすすめ宿

トリウンドハイキングの前後泊には、マクロードガンジー中心部に宿をとるのが便利です。

ひとつ実体験からアドバイスすると、ハイキング後の宿選びは「階段の少なさ」も地味に重要です。私が泊まったZostel Mcleodganjは、宿に辿り着くまでに階段を下り、部屋まではさらに階段を上がる構造でした。

ハイキング後の筋肉痛がひどい状態でこれはなかなかの試練(泣)。メインロード沿いなどアクセスしやすい宿を選ぶと、翌日の自分に感謝されます。

予算や好みに合わせて探してみてください。

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💡 宿選びのポイント

  • ハイキング翌日は筋肉痛になりやすい。階段の少ない宿か、エレベーターのある宿がおすすめ
  • マクロードガンジー中心部に近いほど、レストランやショップへのアクセスが便利
  • Zostel(ドミと個室あり)はバックパッカーに人気で、旅人との交流もしやすい雰囲気

まとめ

朝7時半に宿を出て、戻ってきたのは19時前。ほぼ丸一日かけたトリウンドハイキングでしたが、それだけの価値は十分ありました(今回のインド北部周遊では、私の中でハイライト)。

山頂から見渡すヒマラヤの雪山、途中で出会った犬や馬、道に迷ったところを助けてくれた地元の青年たち、そして翌日からの筋肉痛地獄・・・今でも鮮明に覚えています。

体力的にはかなりきつかったけれど、「行ってよかった」と心から思える場所です。マクロードガンジーを訪れるなら、ぜひ候補に入れてみてください。

◆トリウンド・ハイキング概要まとめ

項目内容
難易度初級〜中級
所要時間登り約2〜4時間、下り約2〜3時間
登山口アクセス徒歩もしくはタクシー(推奨)
水・食料途中の売店で購入可。多めに持参推奨
登山ルート・メインルートが安全
・Bhagsu sideの山頂付近の尾根は絶景。ただし道標少なめなので注意

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