【カタール】ドーハ・ハマド国際空港乗り継ぎガイド|9時間トランジット体験レビュー

カタール

中東のハブ空港として有名なドーハの「ハマド国際空港」。

中東・ヨーロッパ・アフリカ方面へ向かう際、カタール航空利用者ならほぼ確実に乗り継ぎで利用します。

特にカタール航空利用時は、「8時間以上のトランジット」になることも珍しくありません。

私はこれまで同空港を6回利用し、最長9時間トランジットを2回(夕方〜深夜/深夜〜朝)、8時間1回(深夜〜朝)経験しました。

「9時間もどうやって時間を潰せばいいのか・・・」

9時間トランジット、しかも深夜。正直、かなりしんどいです。

この記事では、私の実体験をもとに、ハマド国際空港の過ごし方をまとめます。

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ハマド国際空港での乗り継ぎ時間の過ごし方

ハマド国際空港は、世界空港ランキングで毎年上位に食い込む世界最高クラスの空港で、とてつもなく広く、無料で利用できる設備も充実しています。24時間オープンの空港のため、ショップやレストランもほとんどがいつでも利用でき、困ることはまずありません。

しかし、当たり前ですが乗り継ぎの滞在時間と時間帯により、快適さは異なります。

  • 2〜3時間 → 問題なし
  • 4〜5時間 → やや辛いが、ギリギリ時間潰せる
  • 6〜7時間 → 微妙に中途半端で辛い
  • 8〜9時間 → しんどい。ただし空港施設を効果的に使えば快適

特に深夜帯(0:00〜5:00)は要注意。

この時間帯は、カタール航空の到着便が多く、深夜にも関わらず空港は混みます。

同時に仮眠・休憩を求める人が多い時間帯でもあり、

✔ ラウンジが混雑
✔ クワイエットルームも満席
✔ 空港が寒い

といったように何にも対策していないと体力が消耗されていきます。

ということで、乗り継ぎ時間が長い(大体4時間を超えるとキツくなってくる)場合、

  • 体力温存なら → クワイエットルーム
  • 快適さ(食事・シャワー・Wi-Fi)優先なら → ラウンジ
  • しっかり寝たいなら → 空港ホテル
  • 昼間なら → 市内観光もアリ(トランジット時間が最低6時間必要)

が、選択肢に挙げられます。以下で1つずつ解説していきます。

ハマド国際空港のクワイエットルームは使える?

ハマド国際空港には、無料で使えるクワイエットルームがあります。

クワイエットルーム(Qiet Room)とは💡

リクライニングチェアが並ぶ休憩室。空港内には、男性用・女性用・ファミリー用の3タイプのクワイエットルームが、コンコースA、B、C、Dにあります。各コンコース通路の標識や通路横をよく見ているとリクライニングチェアのアイコンマーク+Qiet Room(Men / Wemen / Families)と書かれている場所があります。ただ、よく見ていないと見過ごすので、見つからない場合は、Airport mapで探すか、インフォメーションで聞いてみてください。ドアが閉まっているので、一見入りにくいですが、誰でも利用可能です。

私は深夜到着〜翌朝便で、深夜1時前からクワイエットルームを6〜7時間利用しました。

入室時は、5〜6割程度の混み具合でしたが、その後すぐに満席になりました。

💡クワイエットルームの席は早い者勝ち。夜間到着で仮眠をとるなら、とりあえずクワイエットルームに直行してください。

良かった点

  • 無料
  • 男女別なので女性の一人旅でも安心 ※ファミリー用もあり
  • 密室かつ夜間は完全消灯でよく眠れる
  • みんな寝ている(スマホを見ている人はいる)ので静か

注意点

  • ブランケットなし(空港自体が寒いので、羽織ものや大判ストール必須)
  • 深夜〜早朝は満席になる可能性大
  • リクライニングチェアが2席ずつつながっているので、隣の人が動くと振動が伝わる
  • ツアー客?のお迎えで空港係員が入ってきて大声で乗客を呼び出す(ちょっとびっくりする)
  • ガチ寝勢も多いのでイビキがうるさい(場合あり) 

※カタール航空はエコノミークラスでもアメニティキット(アイマスク・耳栓・ソックス・歯ブラシ)が配られるのでここでも役に立ちます。機内に置いていかずにぜひ持って出ましょう。

カタール航空のエコノミークラスのアメニティキット

治安は全く悪くありませんが、貴重品は必ず抱えて寝ましょう。

結論:

👉 クワイエットルームは、長時間トランジットの最強コスパ選択肢の一つ。

空港WiFiは使える?

ハマド国際空港では無料Wi-Fiが利用できます。

ただし、時間帯によって重い、すぐ切れて何度も再ログイン表示になるなど、ややストレス。セキュリティ面も不安だったりします。

トランジットでも長時間滞在ならeSIMはあった方が便利。

以前トランジット中に急ぎの用事があった場合に、ネットがなかなか繋がらず焦った経験があり、私はトランジット時間が長い時は必ずeSIMは準備するようにしています。

しかも最近は、500MB〜1GBを数百円程度で利用できるので、使わない手はない。

私がよく使うのが次の2つ。

Trip.com:国別(地域別・もしくはグローバル)+eSIMで検索。さまざまな種類のeSIMが出てくるので、私は大体レビューの良いものを選んでいます。ほとんどが日数+使用GB数を選択できます。購入後はアプリ内のリンクをクリックするだけ。

eSIM4Travel:こちらはeSIMに特化したサービスなのでもっとシンプルで見やすい。国やエリアを選択して、必要なデータプランを選ぶだけ(1$/1GB程度から購入でき、チャージも簡単です)。

※ただし、eSIM設定にはネットワーク接続されていることが必須なので、できれば出発前のネットワークが安定している時に購入・インストールしておくことをおすすめします。到着空港のWi-Fiに繋がらない場合詰みます(実際に詰んだ経験ありTT)。

Al Maha Lounge体験談(ラウンジキー利用)

空港はカフェやレストランも高め。そんな時頼りになるのがプライオリティパス(PP)等で利用できるラウンジ。残念ながら私はPPを持っておらず、有料で利用。

私が利用したのは、「Al Maha Lounge」。

当時はLoungeKey(Master card特典 *現Mastercard Travel Pass)で32ドルで利用しました。

対象のクレジットカードもしくはアプリのQPコード提示で、その場でカード支払いで入れます。

(最長4時間まで利用可 ※当時は2〜3時間だったかも)

Al Maha Loungeは、SouthとNorthの2か所あり、私はSouthを利用。Southは、ハマド国際空港のアイコン「ランプベア」(黄色い巨大なくま)のある広場の一角にあるエスカレーターを上がった場所にあります(写真の左側)。

深夜でも、ランプベアのある広場周辺は意外と人が多い。

到着客と乗り継ぎ客が行き交い、「深夜=空いている」というイメージは当てはまりません。

まさに眠らない街ならぬ「眠らない空港」です。

体験レビュー

  • 深夜帯はかなり混雑していて、ラウンジ内のクワイエットゾーン(リクライニングチェア)は満席
  • 時間制限あり(Mastercard Travel Passは最大4時間)
  • シャワーは未利用なので不明
  • 正直あまりゆっくりできなかった
  • 軽食・コーヒーをいただきました

この時は、ハマド国際空港は初めてで、クワイエットルームの存在を知らず、深夜〜朝の約8時間トランジットで、深夜に数時間仮眠を取りたくて、利用しましたが、混雑していてあまりゆっくり休めなかったです。

ラウンジも深夜帯は混みます。寝床確保は運次第。

結論:

👉 (有料で利用する場合)3〜5時間程度の乗り継ぎで食事、シャワー利用ならアリ。それ以上の長時間で仮眠目的だとやや微妙

ちなみにハマド国際空港には、カタール航空もしくはその他の航空会社の上位ステータスで入れるラウンジもたくさんあります。ビジネスクラス以上が利用できる「Al Mourjan Business Lounge- The Garden」は、トロピカルガーデンを見渡せる世界最大級のラウンジだそう。

本気で寝たいなら空港ホテル

空港内には、「Oryx Airport Hotel」というトランジットホテルがあります。

料金は、時期により異なりますが、1,220QAR≒52,000円〜。

正直かなり高いですが、

✔ 市内のホテル移動するほど時間がない、でも体力は温存したい
✔ 翌日の観光を全力で楽しみたい
✔ ビジネス利用
✔ 2人以上で利用する(2人利用なら実質半額)
✔ とにかく個室で静かにゆっくり眠りたい

という方であれば利用価値あり。

ドーハ・ハマド国際空港内 Oryx Airport Hotel 外観写真
空港ビューのプール(写真:Agodaより)
Oryx Airport Hotelの客室(写真:Agodaより)

▶︎ 料金チェックはこちら

Oryx Airport Hotel公式サイト:https://oryxairporthotel.com/
Agoda:https://www.agoda.com/

Agodaの方が公式サイトより安い場合があるので、予約の際は合わせてチェックしてみるとよいかも。

一晩を我慢の時間にするか、回復の時間にするか。深夜便・長時間トランジットなら、空港内ホテルは最も確実な選択肢。

※直前は満室になることもあるため、空き状況だけでも早めにチェックしておくのがおすすめです。

ちなみにカタール航空の場合は、8時間〜24時間の乗り継ぎの場合、無料で宿泊提供してくれる場合があります。ドーハ行きの便の出発予定時刻72時間前までにオンラインで無料宿泊予約できるか確認できるので、ぜひチェックしてみてください。72時間を切った場合は、ハマド国際空港に到着後に乗り継ぎデスクで手配してもらえる可能性あり。

👉 カタール航空の無料宿泊についてはこちら

6時間以上あるなら市内観光も

トランジットで6時間以上あるなら、ドーハ市内観光(約4時間)も可能です。

カタール航空ではトランジット向けツアーも用意されています。最も一般的な市内ツアーは、朝8時頃から深夜12時頃まで行われています。日中8時間以上のトランジットなら砂漠ツアーも楽しそうです。

GetYourGuideなら市内ツアー3000円程度〜、その他にも空港送迎のあるツアーもあるので利用価値はありそうです。

私は今のところ長時間トランジットは夜間到着便しか経験がなく、ツアーには参加したことはありませんが、もし日中の到着便に乗ることがあれば、ぜひストップオーバーで半日観光してみたいと思います。

(余談)2〜3時間乗り継ぎの場合

6回のハマド国際空港利用のうち、半分の3回は2〜3時間のトランジット(このくらいが一番ちょうどよい)。

この場合はシンプル。

✔ ラウンジやカフェで休憩
✔ ショッピング
✔ 空港散策

で、あっという間に時間が過ぎます。

ハマド国際空港はとても広く、施設も綺麗。免税店からブランドショップ(Apple製品は日本と同価格帯で世界で見てもリーズナブルな方。レートやアイテムによるかもですが)、レストランやカフェが豊富。
短時間ならストレスはほぼありません。

むしろ楽しくて、気づいたら搭乗時間ギリギリになってることもあるので、くれぐれも時間にはご注意を。場所によっては搭乗ゲートまで20分近くかかる場合があります。

空港の中には、こんな近未来なトロピカルガーデンもあります(どことなくシンガポール味を感じるのは私だけではないはず・・・)。

ピクニックをしている旅行客もたくさん見かけました。

動物のオブジェが並ぶメルヘンなテーブルは、子供に大人気。撮影スポットになっていました。

コンコースC(ガーデンエリアからランプベア方面に行く途中、このホールのエスカレーターを降りた辺りには人工芝エリアがあります。ここもバックパッカーっぽい人たちが、割と寝てたりします(平和)。

このホールの近くには、靴を脱いでくつろげる中東式のレストラン(カフェ?)もあったりと、ちょっとした休憩できる空間がたくさんあります。

(結論)長時間トランジットの最適解

タイプ別にまとめると以下の通り。

体力温存型

→ クワイエットルーム+防寒対策+eSIM

※ストールや羽織もの(ユニクロのライトダウンが最強)は必須。

快適重視型

→ ラウンジ併用(食事・シャワー・Wi-Fi利用)

体力回復型

→ 空港ホテル(12時間以上あれば、市内ホテルも検討あり)

アクティブ型(昼間)

→ 市内観光ツアー

深夜の長時間トランジットで今のところ私的最適解は、

👉 クワイエットルーム利用です。

深夜1〜4時頃が、眠い・寒い・休憩できる場所は高額の3重苦で一番しんどい。この時間帯をどう乗り切るかが鍵。クワイエットルームは無料で利用できてコスパ最強。

まとめ

私自身、最初の9時間トランジットはかなり疲れました。

ですが、回数を重ねるうちに「ここなら休める」「この時間は混む」という感覚が少しずつわかり、空港での過ごし方が格段に楽になりました。

ハマド国際空港は世界トップクラスと評される設備の整った空港です。

しかし、何も知らないとしんどいのも事実。

仮眠を取るのか、ラウンジで過ごすのか、空港ホテルを使うのか。選択肢を知っているかどうかで、体力も、気持ちも、その後の旅の満足度も大きく変わります。

9時間は長い。でも、準備していれば怖くありません。

本記事がこれからハマド国際空港を利用する方の参考になれば嬉しいです。

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