こんにちは。
昨年末から今年初めにかけて、イタリア南部のシチリア島を12泊で旅してきました。
シチリア島は、イタリア半島のブーツのつま先にある島。シチリア島といえば、ニューシネマパラダイス、マレーナなど、数々の映画のロケ地にもなっていて、一度は訪れてみたかった場所。
バンコクからは、トルコのイスタンブールを経由して、シチリア島最大の町パレルモへ。ちなみにシチリア島には、パレルモとカターニアに国際空港があり、今回はパレルモin、カターニアoutでシチリア島を西から東に横断してきました。
旅程は以下の通り。
2日目 パレルモ観光
3日目 モンレアーレ(日帰り)+パレルモ観光
4日目 パレルモ観光
5日目 パレルモ〜チェファル移動、チェファル観光
6日目 チェファル〜パレルモ〜シラクーサ移動
7日目 ノート観光(日帰り)
8日目 シラクーサ観光
9日目 シラクーサ〜ラグーザ移動 ラグーザ観光
10日目 モディカ観光(日帰り)
11日目 ラグーザ〜カターニア移動
12日目 カターニア観光
13日目 カターニア発
下の地図の赤丸が宿泊した町、青丸が日帰り観光した町です。

シチリアの見どころ
シチリアには小さな町が点在していて、古代ローマからビザンチン、ノルマンの文化が混ざり合う独特な景観や見どころが詰まっていて、町歩きしているだけでも楽しい。特に教会(ビザンチン様式のモザイク)やバロック建築(アート)が好きな人はたまらないと思います。


あとは透き通った地中海の海は言わずもがな。透明度の高さが半端ない。夏にぜひ訪れたい(冬でも泳いでるヨーロッパ人もちらほら)場所。


そして、もちろん美食の島。新鮮なシーフードにアランチーニ(ライスコロッケ)やカンノーロ(固めのパイ生地のようなものにリコッタチーズを詰め、ピスタチオやチョコチップをトッピングしためちゃくちゃ甘いお菓子)、シチリアワインなど、何を食べても美味しい。




シチリア島内の移動手段
シチリア島の移動手段は、電車かバス。車の運転に慣れている人ならレンタカーという選択肢もあります。電車やバスはわかりやすく、事前に時刻を調べて動けば問題ありません。ただし、場所によっては直通路線がなかったり、本数が少なすぎて、泣く泣く諦めた場所もありました。
シチリア島って、四国の1.4倍の大きさがあるらしく、意外と大きい島なので、限られた日数の場合はあらかじめ行きたい場所を絞って時間に余裕を持って行った方が良さそうです。
電車は券売機が壊れている確率が高く、クレカが通信エラー?で使えなかったり、現金もなぜかコインしか使えなかったりとまあまあ苦戦しました・・・。アプリ(電話番号が必要かも)でもチケット購入できるので、電車を頻繁に利用するならアプリを使った方がストレスフリーかもしれません。


バスは、長距離路線はバスステーションのチケットカウンターでチケットを購入、短〜中距離の路線バスはバス車内でチケット購入(クレカのタッチ決済可)できました(場所によるかも)。パレルモの路線バスは、バス停近くのチケットブース(KIOSK)でチケットを購入。

シチリア島の治安
シチリア、特にパレルモなど都市部は治安があまり良くないというコメントを多く見ましたが、今回は特にトラブルもなく、楽しく過ごせました。強いて言うなら、パレルモの中央駅付近とシラクーザのサンタ・ルチア地区周辺、カターニアの一部の通りは少し雰囲気がよくないと感じたかも。ただ観光エリアは基本的に安全そうな印象。もちろんスリや置き引きは注意が必要です。
シチリア島はおおらかな人が多く、訪れた場所が観光地ばかりだったせいもあるからか英語がほぼ通じた印象。
シチリアの物価
レストラン:パスタなど一皿12〜15€程度。グラスワイン3〜6€。だいたい18〜25€くらい。
カフェ:ジェラート3.5〜4.5€。エスプレッソ、カプチーノ1.5€程度〜。
スーパー:水1.5L0.35€〜、バゲット0.5〜1€。ボトルワイン3€〜。ビール1€〜。ネスプレッソやドルチェグストのカプセル10個入り2.6€〜。
宿泊税(City Tax):1〜2€(町、ホテルのグレードにより異なる)。※今回は全てエアビーに宿泊。City Taxはオンライン決済時には請求されず、チェックイン時かチェックアウト時(部屋に置いていく)に現金支払いがほとんどでした。
※City Taxの料金表はこちら
レストランは高め+飽きてくるけれど、スーパーはまだまだ安くて、物によってはタイよりも安いかもしれない。特にワインやビールはかなり安いと思います。
シチリア島のお土産
シチリア島のお土産といえば、パスタやオリーブオイルなどの食材。今回私が購入したものを少しご紹介します。

こちらはシチリア島産のオリーブオイル。重いので小さいものしか買わなかったけど、大きいボトルを買えばよかった。香りが高く、サラダなど食材にそのままかけて使っています。

左のブジアーテはシチリア原産のパスタ。もちもちした食感のねじったパスタの間にソースが絡んで絶品。右はピスタチオを練り込んだフィットチーネ。ほのかにピスタチオの風味がありました。


シチリア名物ピスタチオのパスタソースとパスタ用シーズニング(ミックスハーブ)。パスタの仕上げに混ぜるだけでかなり美味。チキンなどのシーズニングとしても利用できて、かなり重宝しました。
あとモディカのチョコレートもシチリアのお土産におすすめ!(写真が見当たらないので見つかったらアップします)。伝統製法で、砂糖のジャリジャリっとした食感がクセになる。フレイバーもたくさんあって、パッケージもおしゃれでお土産にも◎。
この他、エトナワイン(エトナ山の麓で作られたワイン)も美味しくておすすめです!
次回からは、実際に訪れた場所を紹介していきます!お楽しみに。
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